タイヤ交換をしたら確認しておきたいポイントとは?

タイヤ交換をしたら確認しておきたいポイントとは?

タイヤ交換は非常に面倒なものであり、特に4本を同時に交換した場合などはそれだけで安心してしまうことも少なくありません。
しかし、タイヤ交換を行ったときには必ず確認しておきたいポイントがあります。
それは、ナットがしっかりと閉まっているかどうかという点です。
パンクなどをしてしまった場合に1本だけ交換する場合にはナットが4本か5本程度なので意外としっかりと見るものですが、これが4本全てとなると見落としてしまうことも多く、1部分などが閉められていなかったために走行中にタイヤが外れてしまうということもあるので注意をしなければなりません。
タイヤ交換を行う際には一つ一つのタイヤをきちんとと固定した後、最後にもう一度すべてのナットが閉まっているかを確認することが重要です。
自分では閉めたつもりでも、全てを交換した後でもう一度点検すると緩みが生じていることが多いので、この点検は確実に行っておくことが必要となります。

タイヤ交換時期を確認するためのチェックの仕方

タイヤ交換が必要かどうかを確認する方法の中で、よく使われるものにスリップサインがあります。
タイヤの側面には三角のマークがあり、そのライン上に溝の中に出っ張りがあります。
これが溝の深さよりも高くなればタイヤは劣化していて、スリップを起こしやすい危険な状態です。
こうなるとすぐにでもタイヤ交換が必要で、車検も通りません。
通常はタイヤの溝の深さが0.6mm未満になると交換が必要です。
他にも走行距離でチェックすることもでき、新車や交換を完了した時点から3万2000km走行すると替え時とされています。
溝は十分あって走行距離も短くても交換が必要な場合もあり、この時には使用年数を見ます。
タイヤには側面にはサイズなどの他に数字が記入されていて、この数字の下2桁が製造年です。
明確な使用期限は定められていませんが、およそ5年くらいが交換の目安で、他にも亀裂や傷などの傷みがあったり、細かなひび割れがあると、バーストを起こすことがあるので交換が必要です。

タイヤ交換に関する情報サイト
タイヤ交換の基本情報

車を所有している場合は必ず経験するのがタイヤ交換です。スリップサインというダイヤ溝の深さを示すマーカーが出るまで大丈夫と考えるのは早計です。車のタイヤは命を預ける存在である為、妥協や安易に考えず、然るべき時には交換する事が重要です。その然るべき時とはどういう時かを知っておく事で、より快適で安全なドライブが楽しめます。

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